EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS 新旧比較

EOS 70D と EOS60D を購入したときにキットレンズとして付いていた
EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM(以下新型) と、
EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS(以下旧型) の外観比較です。
細かい仕様は省きます(^_^;
 
焦点距離とF値は同じです。
一番の違いは、製品名にもあるように、
新型はSTM(ステッピングモーター)付き、旧型は無しです。
 
希望小売価格は、新型が68,000円、旧型が65,000円です。
キットレンズだからと言って決して安いレンズではありません。
 
重さは、新型が480g、旧型が455gです。
新型が少し重たくなっています。
 
絞り羽根枚数は新型が7枚、旧型が6枚。
新型の方がより美しいボケになるらしいです。
 
以下の写真は全て左側が新型、右側が旧型です。
 
カメラに取り付けたとき、上になる側です。
デザインは似たような感じです。
フォーカスリングの位置が違います。

下になる側です。
こちら側もフォーカスリングの位置が違うぐらいで似ています。
しかし、よく見ると、
最短撮影距離の表示が、新型が0.39m、旧型が0.45mとあります。
新型が6㎝も近づいて撮れるのです。
近くのものを撮るときに使いやすいです。

横側です。
新型には、LOCKと書かれたスイッチのようなものがあります。
カメラを肩にかけると、レンズの重みでカメラが下向き加減になり、
レンズフードやレンズフィルターを付けていると、
その重みでレンズが自然に伸びて来ることがありますが、
それを防ぐストッパーです。

あ、レンズキャップが・・・
って、これは前回の投稿で書いてます。
 
レンズキャップを外すと・・・
これもデザインは似たような感じです。
フィルター径は同じです。

長さの比較。
一番縮めたとき。(広角端のとき)
新型の方が短いです。厚くなったレンズキャップを付けても短いです。
長さは、新型が96mm、旧型は101mm
5mmも短くなっています。

一番伸ばしたとき。(望遠端のとき)
逆に新型の方が少し長くなります。
(レンズキャップの厚さが新型の方が厚いのでより長く見えます)
よ~く見ると、Canonのロゴが新型は写真の正面にありますが、
旧型は左の方に移動しています。
フォーカスはどちらもインナーフォーカスですので、
ズーム以外でレンズの長さが伸び縮みしません。
 
オートフォーカス時の音は、旧型でもそんなにうるさく無いですが、
(もちろんUSMのレンズに比べたらかなりうるさいですが)
新型のSTM無音に近いほど静かで、USMよりも静かだと思います。
 
比較してみると、STMが付いただけで似たようなデザインのレンズと思ったら、
設計がまったく違うものであったことが分かりました。
 
 

Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM APS-C対応

Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS APS-C対応

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